疲れやすい人が不足している栄養素とは…?慢性疲労の原因を栄養管理で解決しよう!

コンディショニング

はじめに

最近なんだか疲れやすい…睡眠時間はちゃんとっているんだけどなんかカラダが重く感じる…

こんな悩みを抱えた方、多いのではないでしょうか?

疲労と言っても、好きなスポーツをした後などにくる心地よい疲労は、疲れても不快感はなく、休めばすっきり回復することができるものもあります。

ところが精神的な疲労が加わると不快な疲労感となります。

全身のだるさや、やる気が起きないといった脱力感、食欲不振など様々な症状が現れます。

精神的な疲労の原因はわかっていませんが脳の疲れによって不快な症状が引き起こされると考えています。

こうした脳疲労からくる疲労には注意が必要です。

慢性的に続くと体の免疫力が低下して風邪をひきやすくなったり、生活週間病を引き起こすこともあります。

慢性的な疲れを甘く見ず、放置しないようにしましょう。

今回は慢性的な疲労に悩まされている方へ向けた摂った方がいい栄養素について解説していきます!

疲れた時に不足している栄養

慢性的な疲労が続く場合、ビタミンB1などの不足によって疲れやすくなることがあります。

ビタミンB1は体内に入ってきた糖質を分解してエネルギーに変えるときに必要な栄養ですので、甘いものを摂りすぎで不足するとエネルギーがうまく作られず、疲れやすく感じる事があります。

もう一つはです。

は血液中で酸素運搬する役割を担っています。
鉄が不足すると酸素不足によって全身の機能が低下しだるや息切れなどの症状が現れます。

疲れている時に加え、ダイエットで食事制限をしたり、食べる量が減っていると鉄不足に陥ることがあります。

またビタミンB1はアルコールを分解するときに大量に消費されるので日ごろからお酒の量が多い人は潜在的に不足しやすい傾向があります。

女性では毎月の月経による鉄不足や無理なダイエットで潜在的な鉄欠乏性貧血に陥っている人が多くいます。

ビタミンB1と鉄をとるには何を食べれば良いの?

ビタミンB1は豚肉に多く含まれています
豚肉は比較的エネルギーが高いので脂肪の少ないヒレ肉赤身肉を選びましょう。
ちなみにお肉の脂身を摂るだけで半分近くのカロリーを減らすことができます。

ビタミンB1の吸収を高めるにはアリシンを含んだニンニクニラを一緒に食べるのがお勧めです。
ニンニクやニラには体内でエネルギー生産を高めるケンペロールなどの成分が含まれており、それ自体に疲労を回復させる効果もあります。

レバニラ炒めはビタミンB1と鉄を一緒に取れるのでオススメです!

また鉄はレバーほうれん草菜の花ひじきなどに多く含まれています。月経量が多い女性は特に積極的に取り入れましょう。

他には、疲労回復効果のある食材としてカツオマグロ鶏肉などがお勧めです。
これらの食品には強力な抗酸化作用があり、疲労改善に繋がるカルノシンいやアンセリンが含まれていますし、良質なタンパク質も豊富です。

糖質は悪者ではない!?

疲労感がある時は「ビタミンB1」「鉄」を多く含む食材を積極的に摂り、エネルギー源である炭水化物(糖質)もしっかりと摂取しましょう。

太る原因になるなど色々と悪者になりがちな糖質ですが…ビタミンB1や鉄などの栄養をしっかりカラダに吸収させるためにも必要な栄養です。

糖質の摂取量が少ないと筋肉も減りやすく、力を出しにくくななることからも疲労を感じているかもしれません。

炭水化物(糖質+食物繊維)は健康のためには摂ったほうがいい栄養素なのです。

ダイエットしよう!糖質カットで炭水化物をカットしよう!と安易に考えるのは実は疲労を感じやすく、食物繊維不足から便秘になり、体調を崩す可能性もあります。

砂糖が多いお菓子やジュースの摂りすぎには注意して、しっかり炭水化物(糖質+食物繊維)も取り入れましょう!

まとめ

今回は疲れがなかなか取れない方の原因を栄養素から原因を考えてみました。いかがでしたでしょうか?

睡眠不足で疲労が溜まっている方は睡眠の質を上げる方法もブログで紹介していますので参考にしてみてください!

今後もカラダの調子を整えるためのコンディショニング記事を投稿していきます!

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