なぜインナーマッスルを鍛えるとお腹がへこむか!?
インナーマッスルと言うのは筋肉の奥にある筋肉のことです。
表層にある筋肉、カッコいいシックスパックの腹直筋ではなく、深層にある深い筋肉で腹横筋等を指します。この深層筋である腹横筋などは内臓を本来のポジションに戻す為に、ほっこりお腹の解消にとても役立つ筋肉になります。そればかりか内臓が本来の位置に戻ることで基礎代謝の向上が期待できます。つまり、痩せやすい体になることができるのです。
インナーマッスルを鍛えることにより、内臓の位置が安定し、内臓の動きが活発になるためです。内臓の動きが活発になれば血流もよくなります。その結果、普段の生活動作や筋トレで運動効果が出やすく、太りにくい身体になります。
もう一つの理由は、表層にある腹直筋はとても薄い筋肉になりますので、いくらこの筋肉を鍛えたとしてもポッコリお腹はなかなか凹みません。
表層にあるアウターマッスルは、主に運動をする時など、大きな力を出すときに使う筋肉になります。アウターマッスルは、瞬間的に発揮する力は強いようですが、持続的に力を発揮させるには向いていないと言われています。
腹筋よりもお腹が引き締まるインナーマッスルのトレーニング
体幹トレーニングで有名なプランクなどもこのインナーマッスルにきかせることができますが、今回お伝えするのはもっと楽に行える「呼吸法」になります!
呼吸法にも2種類あり、腹式呼吸と胸式呼吸があります。インナーマッスルをしっかり働かせるためには腹式呼吸を行う必要があります。
そして腹式呼吸にも2種類あり、沢山の筋肉を使えるブレーシングとよりインナーに効くドローインとわかれていきますが、今回はお腹を凹ませながら行うドローインについてになります。
しっかりとインナーマッスルを働かせるためには、肋骨の下にある横隔膜と骨盤底筋が平行でなくてはいけませんので姿勢を正して行います。慣れないうちは仰向けで寝て、膝を立てて行うのが良いでしょう。
次に座って行い、お腹を使う感じがつかめてきたら、立位で行えます。
ドローインのやり方
①姿勢を正す。
②鼻から大きく息を吸い、お腹を膨らませる。
③口をすぼめ、ストローに息を吐くように「フー」と言いながら息を吐き、お腹を薄くしていく。
④息を吐き切ってからも3~5秒お腹に力を入れ、息はでずとも吐き続ける。
⑤②~④を5回程繰り返す。
まとめ
なかなかお腹が凹まない『くびれ』を作りたい。という方は是非ドローインを行ってみてください。
また、腰痛がある方にもドローインはとても有効です。お腹のインナーマッスル腹横筋は自然のコルセットと呼ばれ、腰を守ってくれます。よくあえる腹筋運動をするとウエストが太くなってしまう、腰痛が悪化してしまうなんてこともあります。まずは呼吸からスタートしてみましょう!
今後もカラダの調子を整えるためのコンディショニング記事を投稿していきます!
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