梅雨の時期は自律神経が乱れやすく、イライラしやすい時期でもあります。
気圧が低いことが多いため自律神経が乱れ、いつも以上に重だるくストレスもたまりやすい時期になります。
今回はイライラしやすく疲れやすい方にとってほしい食材などを紹介していきます。
イライラの原因と不足している栄養素
イライラしやすい人は、神経を落ち着かせる、神経伝達物質の材料になる成分を補うことが大切です
イライラの原因は脳の神経を伝達する機能の低下によって脳の緊張興奮状態が過剰になっているのではないかと考えられています。
脳には無数の神経細胞がありその神経細胞の末端からセロトニンやアセチルコリンドーパミンなどの神経伝達物質を出しています。
それらによって細胞に情報を伝えていき情報が伝達がうまくいかないと脳が興奮をして制御が効かなくなりイライラしたり落ち着かなくなったりします。
そのためこれらの材料となるアミノ酸とアミノ酸を取り込むために必要な糖質やビタミンB12の不足を疑ってみましょう。
また脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が足りなかったり神経伝達物質を放出する時に働くカルシウムが不足したりするのも原因の1つと考えられています。
栄養バランスの崩れは神経の崩れ!?
神経伝達物質を放出する時に働く成分の不足は朝食を抜くと言ったことや栄養バランスの悪さなどがあります。
ですから忙しいからといって食事を抜いていないか好きなものばかり食べていないか自分の日常の食生活を振り返ってみましょう。
カルシウムと言えば牛乳を想像される方が多いかと思いますが、牛乳はミネラルのバランスが悪いので必ずしもカルシウム吸収効率がよいとは言いきれません。
桜エビ、小魚、大豆、大豆製品、ヨーグルト、チーズ、青菜などから摂取できます。
カルシウムが多く含まれるミネラルウォーターにするのも良いでしょう。
日本人はカルシウム不足
カルシウムは1日600ミリグラムほど必要です。
ですが、日本人の半数以上が目標値に達していません。
カルシウムが不足すると神経伝達のために骨を溶かして補うので骨がもろくなります。
イライラだけでなく骨粗しょう症の予防のためにもカルシウムを積極的に摂りましょう!
落ち着くには紅茶や緑茶がオススメ!
紅茶や緑茶、テアニンウーロン茶に含まれるテオブロミンの香り成分は精神を鎮静させる働きがあります。
お茶を飲んでゆっくり休息することで心を落ち着かせるのも良いでしょう。
イライラしやすい人は糖分が足りていない!
食事を抜くと低血糖状態になるためイライラしやすくなります。
そういった場合は血糖値を早く上昇させるために砂糖やデンプン糖質を摂りましょう。
息抜きで糖分が含まれるお菓子類を軽く摂るのもいいですし、紫色の芋類などもおすすめです!
もちろんご飯にも糖分が含まれているので、ご飯もしっかりとりましょう。
※糖分の過剰摂取は控えましょう!
また体内でブドウ糖が不足して血糖値が低くなると血液中にあるトリプトファン家子鈴などのアミノ酸涙の吸収が悪くなるためそれらから作られる神経伝達物質のセロトニンやアセチルコリンドーパミンなどが付属してしまいます
良質なタンパク質アミノ酸が含まれる肉や魚介類、卵などを取り入れましょう!
神経伝達物質に欠かせないビタミンB12は魚介類など動物性食品に多く含まれています。
ビタミンB12は耳鳴りや手足のしびれがある時にお医者さんが処方することも多い栄養素です。
神経系を調えることで有名な栄養素でもありますので不足しないよう意識していきましょう!
まとめ
今回はイライラの原因と自律神経を整えるために必要な栄養素について解説してきました。
気圧の変化が激しいこの時期は特にイライラしやすかったり、気温があがってきて食欲がなくなり体調不良になりやすいです。
3食バランスよく摂れない場合は、補助的に感触やリラックスのための休憩などを効率よく利用しましょう!
今後もカラダの調子を整えるためのコンディショニング記事を投稿していきます!
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