体重を測る前に考えたい。“行動宣言”から始めるダイエットの成功法則!!

ダイエット

なぜ「数字だけの目標宣言」では続かないのか?

ダイエットを始めるとき、「3ヶ月で5kg痩せる」といった数字を目標に掲げる方は多いでしょう。もちろん、数値目標を持つことは大切ですし、体重を“測る”こともモチベーションの維持に役立ちます。

ただし、数字だけを先に掲げてしまうと、肝心の「何をするか」が曖昧になり、日々の行動につながりにくくなることがあります。心理学や行動科学の視点では、こうした“数字だけの宣言”はかえって挫折を招くリスクもあると指摘されています。

まず、5kg痩せます」と宣言した瞬間、脳には「もう少しで“目標宣言”をやった」という満足感が生まれやすくなります。いわゆる「ソーシャル・リアリティ効果」です。宣言することで、準備完了と感じてしまい、実際に動くためのエネルギーが減ってしまうのです。

さらに、数字目標には「どのように変えるか」という具体的な行動が含まれていません。もちろん「体重を落とす」には、食事内容を見直したり、運動量を増やしたり、睡眠を整えたりという“行動”が必要です。しかし「5kg痩せる」とだけ言っても、「何を」「いつ」「どれくらい」変えたらいいかが曖昧で、結果として方向性を見失いやすくなります。

また、体重というものは日々変動します。0.3〜1.0kg程度の上下は普通です。その中で数字だけを目安にしてしまうと、増えてしまった時に落ち込み、減った時に一時的に安心して、それで満足してしまう。こうした振れ幅に心が左右されてしまうと、継続する行動を作ることが難しくなるのです。


継続できる人が使っている「今日やる」行動宣言

そうした中で、痩せる人、続けられる人が共通して使っている言葉があります。それが、「今日、〇〇をやります」という“行動宣言”です。数字ではなく「行動すること」を決めることが、継続と成功を生むスイッチになります。

たとえば、「毎日5分歩く」「野菜を最初の一口にする」「夜の糖質を少し控える」「寝る前ストレッチをする」こうした“簡単で具体的な行動”を宣言することで、脳や体が「動くモード」に入ります。実際に足を一歩踏み出しやすくなり、それが少しずつ習慣化されていきます。

小さな行動を積み重ねることで、自己効力感(「私もやれた」という実感)が高まり、次の行動につながっていきます。また、行動そのものは体重のように大きく揺れ動くものではないため、メンタルが安定します。体重が増えた・減ったに一喜一憂せず、「今日は歩いた」「今日は野菜を先に食べた」という成果に目を向けられるため、挫折しにくくなるのです。

さらに、「毎日5分歩きます」のような行動宣言は、周囲にも伝わりやすく応援されやすいという利点もあります。「今日は5分歩くんだね、行こうか?」と誰かと一緒になったり、「いいね、続けてるね」と褒めてもらえたりすると、継続のモチベーションにもつながります。


具体的な“行動宣言”の例とその意味

以下は、実際に使いやすい行動宣言の例です。いずれも「何をするか」がはっきりしており、数字目標とは違ってハードルが低く、始めやすいものです。

食事に関する宣言

  • 最初の一口を野菜にする
  • 一口20回噛む
  • 夜の糖質を20%減らす
  • 低カロリーな食材を心がける
  • 水を1日1L飲む

これらの宣言は、例えば「野菜を先に食べる」ことで満腹感を促し「一口20回噛む」ことで消化や満足度を上げ、「夜の糖質控えめ」によって活動の少ない時間帯に脂肪として蓄えられるリスクを下げ、低カロリーな食材は食物繊維が豊富なものが多く、腸内環境を整え、免疫力向上に、水分補給で代謝やむくみ対策にもつながります。

運動・生活習慣に関する宣言

  • 毎日5分歩く
  • 食後10分歩く
  • 朝に肩回しを30回する
  • 寝る前30分はスマホをオフにする
  • 深呼吸を習慣にする

これらは「少し動く」「少し変える」というレベルで始められるものばかりです。例えば「毎日5分歩く」なら、長い時間を確保できなくても始められ、「朝肩回し30回」で血流がアップし、「深呼吸」でストレスや緊張を緩めることで、体も心も“次の一歩”を踏み出せる状態に整えられます。


行動宣言ダイエットの設計と進め方

数字目標は“心の中の裏テーマ”として持つ

もちろん、数字がまったく悪いというわけではありません。3ヶ月で3kg減らす」といった数値目標をあえて口に出して“宣言”する必要はありませんが、毎日の変化を記録し、自分の中の“裏テーマ”として意識しておくことは大切です。

つまり、他人に伝えるのは「今日、何をするか」といった行動の宣言にとどめ、数字は裏方として静かに支えてもらう。そんなスタンスが理想的だと考えています。

行動宣言は1〜3つに絞る

“いくつもやることを決めすぎると、逆に挫折しやすい”というデータがあります。ですので、行動宣言を決めるなら、最大で3つまでに絞るのが理想です。たとえば、上に挙げた項目の中から「毎日5分歩く」「最初の一口を野菜にする」「寝る前30分はスマホをオフにする」の3つなど、自分が“今日やれそう”と感じるものだけを選びます。

継続するためのコツ

  • 毎日の行動を記録する(スマホのメモなどでも可)
  • 行動できたら自分を褒める「今日もやれた!」と声に出す
  • 行動が難しい日は“宣言+少し変更”でもOK「今日は5分じゃなく3分でも歩く」など
  • 周りの人に宣言して応援をもらうと効果的
  • 行動が当たり前になったら、次の行動宣言を少しだけ追加する

まとめ

ダイエットは「何kg痩せるか」といった数字の目標だけで決まるものではなく、「今日、何をするか」という行動の宣言がカギとなります。シンプルで具体的な行動を毎日宣言し、それを実践することで、脳が“動くモード”に切り替わり、少しずつ習慣が育っていきます。

とはいえ、数字をまったく無視するというわけではありません。日々の体重や変化を「測ること」には、自分の努力を見える化し、モチベーションを保つ役割があります。数字はあくまで“裏テーマ”として心の中に持ちつつ、表には「今日、何をやるか」という行動を掲げる。このバランスが、無理なく続ける秘訣です。

もしこれまで「数字だけを目標にして挫折してきた」と感じているなら、ぜひ今日から“行動宣言”切り替えてみてください。小さな一歩を積み重ねていくうちに、それが自然と習慣となり、体重という数字もあとから着実に変わっていきます。

行動の積み重ねと習慣、そして数字との上手な付き合い方。それが、あなたのダイエットを成功へと導いてくれるのです。

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