試す価値はありますが、標準体重に近い方にはあまりお勧めできないのが糖質制限です。ただ、BMIが高く標準体重を大幅に上回り、脂肪量の多い人がある程度まで体重を下げる目的で行うことには賛成です。もちろん、体への負担をかけない正しい方法で行う必要があります。
ではどのくらいの制限が良いのか見ていきましょう。
糖質制限における糖質の最低摂取量は、目的や個人の体質によって異なりますが、以下のような基準があります。
糖質制限のレベル別摂取量
1. スーパー糖質制限(厳格な糖質制限)
• 1日の糖質摂取量 20~50g
• ケトジェニックダイエット(ケトン体を主なエネルギー源にする食事)に近いレベル
• ご飯やパンなどの主食をほぼカットし、肉・魚・卵・チーズ・低糖質野菜を中心にする
2. スタンダード糖質制限(中程度の糖質制限)
• 1日の糖質摂取量 50~100g
• ゆるやかに糖質を抑えつつ、ご飯やパンを少量なら食べてもOK
• 体重を減らしながら、無理なく続けやすい
3. プチ糖質制限(軽めの糖質制限)
• 1日の糖質摂取量 100~150g
• 主食の量を減らしつつ、完全にカットはしない
• 健康維持や緩やかなダイエット向き
最低摂取量の目安
• 人間の最低限必要な糖質摂取量は厳密には決まっていませんが、 1日50g以下 にするとケトーシス(体が脂肪をエネルギーとして使う状態)になることが多いです。
• ただし、脳のエネルギーとしてブドウ糖が必要なため、極端な糖質制限をする場合は脂質やタンパク質の摂取を十分にする必要があります。
まとめ
糖質制限の目的(ダイエット、血糖コントロール、健康維持など)によって適切な糖質量は変わるので、自分に合ったレベルで糖質量を調整しましょう。まずは、1日100g〜150gを目標に白米や玄米で糖質をこまめに摂取。十分なタンパク質、良質な油とのバランスも重要ですので、糖質だけを急激に減らすことは控えましょう。いつもの食事で食べているご飯や麺類、パンを少し減らし、その分、おかずを増やすようなイメージです。
なかなか体重が減らなくて悩まれている方は糖質の量(減らしすぎ、摂りすぎ)を見直してダイエットを成功させましょう!
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