日常のちょっとした意識が未来を左右するかもしれません。
①導入
みなさん、こんにちは。本日はご参加ありがとうございます。
今日のテーマは 『介護されない身体づくりのポイント』 です。
突然ですが、みなさん、介護が必要になる主な原因ってご存知ですか?
実はトップ3は 認知症、脳卒中、そして骨折や転倒なんです。
つまり、必ずしも“病気”だけが原因じゃないんですね。
では、『介護予防』って何歳から意識すればいいと思いますか?
よく『老後になったら』と考える方が多いんですが、実は遅いんです。
40代、50代からの準備がカギになります。
なぜなら、この年代から筋力やバランス感覚が徐々に落ち始め、気づかないうちにリスクが高まっていくからです。
今日は、そんなリスクを防ぐために、今すぐ始められる習慣や動作のポイントを一緒に学んでいきましょう。」
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②なぜ介護になってしまうのか
「介護のリスクを高める要因として、最近よく聞くのが フレイル や サルコペニア です。
簡単に言うと、フレイルは“体や心の衰え”、サルコペニアは“筋肉の減少”です。
特に怖いのが 下半身の筋力低下。
なぜかというと、下半身が弱くなると 転倒しやすくなり、骨折しやすくなり、それがきっかけで寝たきりになることも少なくありません。
つまり、下半身を鍛えておくことが、介護予防に直結するんです。
ではどこを鍛えればいいのか?どうやって?
それをこれからお話していきますね。
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③正しい姿勢と動作
「みなさんの普段の姿勢、ちょっと意識してみてください。
背中が丸くなっていませんか?膝や腰に負担のかかる立ち方・座り方をしていませんか?
実は、姿勢や動き方ひとつで、寿命まで左右されると言われています。
特に大切なのは、腰と膝を守る姿勢と動作。
・中腰になるときは背中を丸めない
・重い物を持つときは膝をしっかり曲げる
・立ち上がるときは椅子のひじ掛けや太ももを使って補助する
こうした小さなポイントが、腰痛・膝痛の予防につながります。
『正しく動く』ことを意識するだけで、将来のリスクを大きく下げられるんです。」
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④実践
「それではここからは、実際に今日からできる簡単なエクササイズをいくつかご紹介します。
まずは【呼吸法】

姿勢を正して、鼻から3秒吸って、口から6秒ゆっくり吐きます。
これだけで自律神経が整い、筋肉の動きもスムーズになります。
次に【ストレッチ】

そして【スクワット】

椅子に座る動作を意識して、膝がつま先より前に出ないように曲げ伸ばしします。
【片足立ち】もおすすめ。
1日30秒ずつ、左右やるだけで、バランス力と下半身の筋力が鍛えられます。
最後は【椅子を使った体幹トレーニング】
椅子に浅く座って、足を浮かせてバランスを取ります。
体幹の筋肉が自然と働きます。
どれも簡単ですが、継続することが何より大事です。」
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⑤まとめ
最後にまとめです。
介護を避けるために特別なことをする必要はありません。
今日からできることを、毎日コツコツ積み重ねることが大切だけど難しいですよね!
グルテンフリー
自己暗示の力は、行動の継続において非常に重要です。
専門家の助言は1日、他人の助言は3時間しか持続しないと言われています。
一方で、自分の言葉で目標や意志を紙に書き出し、それを毎日目にする、あるいは朝起きた時に声に出して実行を宣言する。このシンプルな習慣こそが、最も高い継続率を生むとされています。
結局のところ、人を動かす最大の力は「自分自身」なのです。
1年後、5年後、10年後の自分のために、
・正しい姿勢を意識する
・下半身の筋肉を鍛える
・日常に運動を取り入れる
これだけで、“介護されない未来”は十分に目指せます。
本日お話した内容の中から、ひとつでもいいので習慣にしていただければ嬉しいです。
ご清聴ありがとうございました。
健康セミナーの特徴

健康セミナーのご依頼はメッセージからお願いいたします。
- 健康の三本柱にアプローチ
現代社会における健康課題に対応すべく、食事・睡眠・運動を軸に構成された講座。科学的根拠に基づいた最新情報を、実生活に取り入れやすい形でご紹介します。健康に関するテーマであれば、幅広く対応可能です。どうぞお気軽にご相談ください。 - 座学と実技を融合した実践型プログラム
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講義中はもちろん、講義後にも参加者の疑問・悩みに対して丁寧に対応。一人ひとりの課題に寄り添い、行動変容へと導きます。 - “行動につながる”健康講座
「学んで終わり」ではなく、「すぐにやってみたくなる」。そんな講座づくりを通じて、参加者の意識と行動に確かな変化をもたらします。
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